(嘘ニュース)月から見た美しい地球、未公開画像も

2016.10.14のニュースです。

月から見た美しい地球、未公開画像も
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/101300013/

記事概要
「かぐや」が撮った地球画像、JAXAが全点公開

1つ目の写真
PHOTOGRAPHS BY JAXA,NHK
この満ち欠けについてちょっと確認してみます。
図は厳松堂出版のサイトから引用しました。
月の満ち欠けについてとても詳しく解説しています。
中央にあるのが地球、周回しているのが月、上側に太陽がある構成です。

月から見て地球の満ち欠けが写真の通りになるように眺める位置は黄色の視点になります。
地面が日陰なので、矢印の視点がそれに合わせていることに注意してください。


2つ目の写真
PHOTOGRAPHS BY JAXA,NHK
この写真も同じように見てみます。


3つ目の写真
PHOTOGRAPHS BY JAXA,NHK
こちらも同様にして。


4つ目の写真
PHOTOGRAPHS BY JAXA,NHK
同様に。

いろんな視点があって、一つ一つは確かに矛盾はないです。
しかし、全部ど真ん中に地球があるの、無理がありますよ。

どういう飛行したんですか、JAXAさん?

CGだからしょうがないって?

そうですよね。
ありがとうございました。

3 件のコメント:

  1. 4つ見比べると、地平線のカーブと地球の大きさの見え方がバラバラですよね。月公転軌道の近点と遠点でこんなに極端に地球の見た目の大きさに違いは出ないはずです。
    あと、1枚目はどのくらいの高度から撮影した事になってるんでしょうか?月面が山岳・丘陵の起伏で切れてる写真は地表付近からでないと撮れないのではないでしょうか?
    2枚目と4枚目の地平線にかけての地表の絵もいいかげんです。
    まぁ、CGなんでしょうが、杜撰ですよね。

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    1. 今改めて見ると、私はカメラ位置が固定で(例えば前方のみといった)一直線方向しか写せない前提でまとめてますね。かぐやが360度のパノラマ撮影ができるなら技術的には可能で話は変わりますが、、、確かそんな機能は持っていないのを確認した上で上の様にまとめた気がします。

      おっしゃるとおりで、地球の見かけの大きさがかなり違いますよね。
      地球から見て月の大きさがどのくらい変わるかは 姫路科学館のコチラのページ が参考になるかと思います。近点(約35.6万km)の月の大きさと遠点(約40万km)の月の大きさを並べてます。

      当然月から見た地球の距離も全く同じなわけで、地球の見かけ上の大きさも同じ比率の範囲内でしか変化しないです。でも、それは月面上の場合なんですね。かぐやがどのくらいの楕円軌道(高度変化)で月面を周回したのか、そしてどのくらいの倍率で撮影したのかによっても状況が変わるために、大きさだけで判断しなかった気がします。


      かぐやの高度についてはWikipediaに記載がありました。それによると高度 (h)100 km ± 30 km の円軌道となってます。
      月の直径は3,474kmですから、仮に月を3.5mの球体とすれば、かぐやは10cmの高さを誤差3cmで周回してることになりますね。これなら地平線のカーブを揃えて地球の大きさを比べても良さそうです。
      そうすると、2つ目の写真と3つ目の写真の地球のサイズは明らかに矛盾してますね。
      地球の大きさという観点で考えても、CGと言い切って良さそうです。

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  2. >そうすると、2つ目の写真と3つ目の写真の地球のサイズは明らかに矛盾してますね。

    焦点距離の違うカメラで撮影したら、矛盾しませんよ。

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