2016.9.21のニュースです。
宇宙エレベーターが2050年に完成!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160921-00003207-besttimes-cul
記事概要
人工衛星からケーブルを垂らして宇宙エレベータを作る構想。
静止衛星は地球の自転と同期して上空を回っているため、地上からは1点に静止している。
だから、エレベータを作れば地上と衛星とを結べるというもの。
またまたお花畑な構想が出てきました。
人工衛星からケーブルを垂らせば落下するっておかしくないですか?
人工衛星は上空を飛行して、遠心力と重力が釣り合ったところにいるのです。
ケーブルを垂らしても、落下しませんが。。。
てか、高度約3万6000㎞ 分の長さなんて、ひもでさえ用意できないでしょ。
それをエレベータにするとか言っちゃって、なんなの、もう。
ばかまるだしですね。
仰る通り、「人工衛星からケーブルを垂らす」ことはできません(そもそもどっちが下かの区別ができません)。
返信削除ですから「垂らす」という表現は一種の例えであることをご理解ください。
本当は、「垂らす」のではなく「伸ばす」が正しいかと思います。
月を考えてみてください。地球に向かって同じ面を向けていますよね?
同じように、地球に常に同じ面を向けているように、人工衛星を回転させます。
物体が落下するとき、物体の重心が放物線を描くことは当然ご存知ですよね?
ケーブルを地球に向けて伸ばすとき、反対側にも何らかの「錘」を伸ばし、
重心点を常に静止軌道に固定すれば、ケーブルの重さで落下せずにケーブルを伸ばせます。よって、地球と静止軌道人工衛星を結ぶことは「原理上」可能です。
しかし、たくさんの問題があることも事実です。
仰っている通り、ケーブルの準備や、遠心力と重力によって発生する引っ張る力
に耐えるケーブルが存在しないこともあります。
ただの夢物語でないことだけ、ご理解下さいね?
長文、失礼しました。